日本の住宅事情ではなかなか広い部屋を持つことは難しいものです。しかしインテリアの配置を工夫すれば、実際よりも部屋を広く見せることができます。
1.壁際にまとめて配置
一般的に、適切な家具の量は床面積の三分の一といわれています。それ以上の家具を置くと床が見える面積が少なくなるため、実際以上に部屋が狭く感じられてしまうのです。
多すぎる家具は処分したいところですが、収納量が多ければそうもいかないものですよね。そんな時家具を壁際にまとめて配置すると、空いた床面積が実際以上に広く感じられ、部屋を広く見せることができます。
2.視線の妨げにならないように配置
例えばいつも座るソファから窓や庭が見えると、実際より部屋が広く感じられますが、反対に視線がすぐ途切れてしまうと、部屋が狭くなったように感じられます。
このように部屋を広く見せたい場合は、視線が抜けるかどうかが重要です。
窓の近くに大きな家具を置かない、できるだけ視線を外に誘導するといった工夫によって、視線の抜けが良くなり、実際より部屋が広く感じられるようになります。
3.背の低い家具は入り口ではなく奥の窓側に
背の高い家具はどうしても圧迫感を与えてしまいます。そのため部屋を広く見せたい場合はできるだけ背の低い家具をそろえることが重要になります。
どうしても背の高い家具を置かなければならない場合は、部屋の入り口近くに置きましょう。部屋の入口の壁際や隅に背の高い家具を置くことで、家具の圧迫感を避けられます。
逆に背の低い家具は、入り口ではなく奥の窓側に配置しましょう。そうすることで目に入る窓の面積が大きくなるだけでなく、遠近感が生まれることで、より一層部屋を広く感じることができます。
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