「相手から手紙を受け取った時の相手への好感度が上がる」と答えた方は、全体の71%もいたという調査結果があります。(株式会社ネオマーケティングによる)更に手紙の質が高ければ高いほど、受け手の喜びも違います。そして手紙が上手に書けるようになると、いろいろな力が自然と身につくのです。
1.字が美しくなる
手紙は字と空間のバランスがとても大切です。
バランスの良いきれいな手紙を書くためには、きれいな字を書くことが不可欠。手紙に書き方やマナーが学べる講座の多くは、美しい字を書くコツを教えてくれます。普段からきれいな字を書くよう心がけるようになり、自然と字がきれいになります。
2.気持ちが伝わる
手紙で一文字一文字丁寧に書いた手紙は、受け取った相手を温かい気持ちにさせます。これはパソコンやスマートフォンで打った文字にはない、個人のクセや特徴が文字に表れるからです。手紙が書けるようになると、普段から相手に伝わりやすい言葉を選ぶ習慣がつくため、会話やメールでも上手にコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
3.信頼される
SNSやメールを使ったやりとりが主流な今だからこそ、手紙の効果は大きいと言えるでしょう。
手書きでわざわざ手間をかけて書いてくれたという気持ちが相手に伝わります。心温まることをしてもらった時、ごちそうになった時、イベントに招待してもらった時など、その日のうちにお礼状を出すと、相手の印象に強く残ります。
4.教養が磨かれる
手紙を繰り返し書くことで、正しい敬語や日本語の知識が身につきます。時候のあいさつに風物詩、古典や有名な俳句にちなんだ手紙が書ければ、もう上級者です。手紙を受け取って読んだ方も感銘を受けるかもしれません。
5.考える力が身に付く
手紙は文章のみで相手に想いや感情を伝えます。そのためどのような文章を書けば、相手に伝わるかを考える習慣が身につきます。文章の構成と内容を考える力は、日常生活やビジネスでも役に立つでしょう。
《レターライター資格の口コミ》
レターライターは、美しい言葉遣いや季語、敬語などの持つ意味や効果を理解し、手紙を書く際にそれらを実践でき、人に喜ばれる手紙を書ける人に与えられる資格です。
ここでレターライターの資格を持つ人たちの口コミをご紹介します。
・手紙を書く機会が少ないのでたまにそんな時があるとあわててしまいましたが、今はいつでも上手く書ける自信があります。
・相手に想いが伝わる手紙を書くのは難しいものですが、資格のおかげで社会人らしい相手を喜ばせるような手紙を書けるようになりました。
・メールが当たり前の時代だからこそ、手紙を送ると喜ばれます。まずは正しく美しい言葉遣いが大事だと思いました。