インテリアで迷うことが多いのが、家具をどんな場所に置くか、ということですよね。使いやすく美しいインテリアの配置には、実は一定のルールがあるんです。
1.動線を考える
動線とは、部屋の中で人が移動するコースのことです。
この動線を意識せずに思い付きで家具を置いてしまうと、室内の移動距離が長くなってしまい、使いにくい部屋になってしまいます。
そして当然のことながら人が通るための動線を確保するためには、そのためのスペースが必要になります。例えば通路は肩幅以上のスペースがなければ、体を斜めにして通ることになります。また家族で住むなら、二人がすれ違えるスペースがないと不便でしょう。その他にも椅子を引くスペース、引き出しやドアを開閉するためのスペースも必要です。
2.視線内に生活感を入れない配置
限られたスペースの部屋を広く見せるためには、視線の中に入る家具についても考える必要があります。
いつも座る場所からリビングやキッチンが見えると、どうしても生活感が出てしまいますが、反対に視線の先に窓があれば、狭い部屋でも解放感を感じられます。
このようにインテリアの配置を考える時には、視線の先を意識することも大切です。
3.無駄な空間を省く配置
狭い部屋を有効に使うためには、無駄な空間を省き、物を収納する必要もあります。
これを行うためには家具をまとめておくと、スペースを有効利用できるだけでなく、床が広く見えるため、実際以上に部屋のスペースを広く感じることができます。
ただ家具自体の数が多いと、この方法は使えません。家具の面積は床面積に対し、三分の一が適当とされています。もしこれ以上の家具がある場合は、処分するというのもひとつの方法です。
《インテリアデザイナー資格の口コミ》
インテリアデザイナーはインテリアに関するあらゆる知識や販売技術、デザイナーとしての理解力や表現力を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・インテリア関連の仕事のステップアップを考えて、この資格を取ることにしました。インテリアデザイナーの道が開けたら建築事務所への転職も考えています。
・家を建てることになり、インテリアにもこだわりたくて取りました。打ち合わせで担当者と互角に話せたり、良い空間を作るための実にある話し合いができたりと、資格を取ってよかったと思っています。
・インテリアショップでお客様にさまざまな提案ができるようになりたいと思い、個人的に資格を取りました。提案の幅が以前より広くなり、お客様に満足していただけています。