実はインテリアデザイナーやインテリアコーディネーターになるために、必ず取得しなければならない資格はありません。
しかし実際にその職業に就くためには、実務的な知識や技能、経験が必要です。そしてそこに資格があれば就職や現場では有利に働くでしょう。
１．インテリアデザイナーの資格
・日本デザインプランナー協会が認定
インテリアデザイナーの資格は日本デザインプランナー協会が認定しています。
合格率は３０％程度といわれており、インテリアデザイナーとしての表現力とインテリアに関する商品知識などが問われる試験です。
・受験するには
受験料は10000円程度です。
受験を申し込むと自宅に試験問題が届き、自宅で受験します。その解答用紙を返送し、受験完了です。
受験資格は特になく、試験は2カ月ごとに実施されます。
２．インテリアコーディネーターの資格
・社団法人インテリア産業協会が認定
インテリアコーディネーターの資格は、社団法人インテリア産業協会が認定しています。
合格率は２３～２７％といわれています。一次試験の学科、二次試験の論文やプレゼンテーションに分かれているのが特徴です。
・受験するには
同一年度内に一次試験と二次試験を受験するなら、基本タイプを選択（受験料14400円）します。一次試験のみなら一次試験先取りタイプを選択（受験料11300円）します。
受験会場は全国に12か所、年に一度の開催となります。
資格を取得しているということは、試験に合格できるぐらいの知識、技能を持っているということの証明になります。
インテリア関連の資格には建築士のような国家資格もありますが、民間資格で比較的取やすいインテリアに特化した資格から取得してみるのもよいでしょう。
《インテリアアドバイザー資格の口コミ》
インテリアアドバイザーは、インテリアアドバイザーとしての知識・技術とそれを実務で活用できる技能を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・デザイン業界、建設業界などの就職活動で、資格をアピールしていきたいです。
・住宅メーカーでインテリアデザイナーとして働いています。資格は顧客の信頼を得るためにとても役に立っています。
・ショールームで家具や照明の知識は身についていますが、その他のインテリアに関しても詳しくなりたくて取りました。
