ふだん何気なく訪れているカフェやショップなどの店舗、ホテルやショッピングセンターなどの商業施設、個人宅などの建物屋内や屋外の空間を演出することを、空間デザインと言います。
この空間デザインとよく混同されるのが、インテリアデザインです。
ではこの二つのデザインは一体どのような違いがあるのでしょう。
1.インテリアデザインとは?
インテリアデザインの対象となるのは、建物内部における照明や家具、装飾、設備など、室内環境全体に関わる全てのものです。また既製品を扱うことが多いのも特徴です。
そしてクライアントのニーズをしっかりとヒアリングし、それに沿うようにコーディネートすることをインテリアデザインと呼びます。
その場所はお店ではなく、基本的にはマンションや一戸建てなどの住空間となります。
2.空間デザインとは?
一方で空間デザインは場所にとらわれず、屋内屋外の両方を対象としています。そのためその案件はインテリアデザインに比べ、幅広いものです。
基本的には商業施設における仕事なので、クライアント(オーナー)だけではなく、そこを訪れる利用者のことも考えなければなりません。
また既製品ではなく、美術性の高いおしゃれな装飾品や家具を扱う傾向が高くなります。
《空間ディスプレイデザイナー資格の口コミ》
空間ディスプレイデザイナーは、陳列の知識や技術、色彩演出、照明技術などの技能を持っていると証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・インテリア関連の業界にいるので、家具などのインテリアだけでなく、空間への意識や知識も大事だと思って取りました。ディスプレイに関わる全ての人たちにおすすめの資格です。
・自分の店のディスプレイに納得がいかず取得しました。その甲斐あって売り上げが徐々に伸びています。
・建築や設計関連の企業への転職活動のアピールに取りました。
空間デザインに興味のある方は、日本デザインプランナー協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。