「ハンドメイド作家として軌道に乗り、売り上げが伸びてきた」
そのような方が気になるのは「いくら稼いだら確定申告が必要になるのか?」「納税義務が発生するのか?」ということではないでしょうか?
確定申告しなければならない人が申告していないと、追徴課税を納めなければならなくなります。最近ではマイナンバー法により税金の未納をより徹底して取り締ることができるようになったといわれています。
そこで今回は、ハンドメイド販売ではどのような時に確定申告が必要なのかについてご紹介します。
1.ハンドメイド以外に仕事をしている場合
本業のかたわら副業としてハンドメイド販売をしていて「所得(=経費を差し引いた純利益のこと)が20万円以上の場合」には確定申告をする必要があります。
この場合「雑所得」としてハンドメイドでの所得を申告します。この雑所得(例:FX取引、公的年金、講演料、印税など)が他にもある場合は注意が必要です。
2.収入がハンドメイド販売のみの場合
ハンドメイド以外に収入がない人の場合は「所得が38万円以上の場合」に申告義務が発生します。
そして配偶者の扶養対象になっている方は38万円を超えると
・配偶者控除が受けられなくなり、配偶者の税金が上がる
・作家本人が課税対象者になる
という影響が出ます。
ここで注意したいのはハンドメイド販売の収入は「給与ではない」ということです。パートなどでいわれる「103万円の壁」ではなく、38万円がボーダーラインとなることを覚えておきましょう。
《スイーツデコデザイナー資格の口コミ》
スイーツデコデザイナーは、デコレーションの歴史、技術、道具の使用用途を理解し、尚且つスイーツデコレーションに必要な技術を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・趣味で作っていたスイーツデコをバッグなどにつけていると、みんなに「売ってほしい」「作り方を教えて」と言われるので、あらためて資格を取ることにしました。
・ワークショップでスイーツデコを体験し、もっとうまくなりたくて資格を取りました。今ではレベルの高い作品を作れるようになり、週末に自宅で作り方を教えています。
・ハンドメイドマーケットに出品するのに、「スイーツデコデザイナー」という肩書ができてうれしいです。
ハンドメイドに興味がある方は、日本デザインプランナー協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。