鉛筆デッサンはデッサン専用の鉛筆と消しゴム、紙があればだれでも始められます。そのため独学でデッサンを始める人も多いのですが、そこにはメリットとともにデメリットも存在します。
1.独学でデッサンを学ぶメリット
独学でデッサンを学ぶには、インターネットや本などの情報をもとにします。指導してもらう人はいないのですが、必要な情報を入手できれば独学は可能です。
メリットは費用が最低限で済むことです。かかる費用は、道具と本を購入する費用程度でしょう。
そして独学なら自分のペースで勉強できます。スクールや教室に通うとなれば、費用がかかる上にスケジュール調整が必要になります。仕事が忙しいとなかなか通学できなくなるという可能性もあるでしょう。
2.独学でデッサンを学ぶデメリット
インターネットでは無料で情報を入手できる反面、膨大な情報量の中から自分の求める適切な情報を選び抜くのは初心者には難しいことです。
また自分の作品に対し、客観的な意見を聞くことは叶いません。そのため自己満足のデッサンになってしまう恐れがあります。更に上達するために他人のデッサンと見比べるという機会も極端に少なくなります。
独学のリスクとしては、得た情報の誤りや考え方の偏りを発見できないことです。更に自分の作品の違和感や問題点に気づくことなく、思い込みで進めてしまう可能性があります。
美術では自分の感性が大切ですが、それは他の人のデッサンとの比較から生まれることも少なくありません。そのため他者との交流は重要です。そのような機会が極端に少ない独学には、リスクがつきものであることを理解しておきましょう。
《鉛筆デッサンマスター資格の口コミ》
鉛筆デッサンマスターはデッサンの理論や技術を理解し、さまざまな対象を描く技法をマスターしている人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介します。
・建築関係の仕事にこの資格が役に立っています。
・スクールに通う時間はなく、独学で勉強していましたが、自宅で完結するこの資格を取得したおかげでデッサンが上達しました。
・鉛筆デッサンの基本から実践的な描き方まで身について、仕事に活かせるのではないかと思っています。