カッターナイフ、カッティングマット、ピンセット、定規があれば、建築模型は作れます。では材料にはどんなものを使うのでしょうか。
1.建築模型の材料
① 製作材料
建築模型にはスチレンボードや木材、スタイロフォームなどが使われます。
② 接着剤
素材を張り合わせる際に使う接着剤にはいろいろありますが、重要なのは乾きやすいかどうか、素材を溶かしてしまわないかどうかという点です。
特に建築模型では、乾いた後の美しさが重要視されるため、模型用のスチレンボンドやスプレーボンドが用いられます。
③ カラー材料
建築模型用の素材は白ベースが一般的。そのため色を付けたい場合は、素材とは別のカラー材料を使う必要があります。
カラー材料はどのような見た目にしたいかで使い分けるので、色数の多い色紙やカラーパウダーがおすすめです。
2.建築模型でよく使われる素材
① スチレンボード
素材として最も多く使われています。柔らかい素材を紙でコーティングしてるのでカットも簡単にできます。
厚みにバリエーションがあり、曲げやすいので初めての人にも扱いやすい素材です。
② 紙類
素材として使う紙には、灰色のグレイボード、黄ボール、ゴールデンボードなどがあります。特におすすめなのはケント紙で応用範囲が広く、仕上げに使われることもあります。
スチレンボードよりもリーズナブルなのがうれしいポイントです。
③ その他の素材
ナチュラル感を出したい時には木材を、大規模な模型を作る時にはスタイロフォームを使います。
また高級感を出したい時にはミュージアムボードを、ちょっと扱いにくいですが透明感のあるアクリルは美しい模型に適しています。
《実践建築模型資格の口コミ》
実践建築模型認定試験1級は、設計者の意図をわかりやすく伝達するツールである建築模型の、製作技術・技能に加え、建築模型の製作者としてのスキル、実践の場で通用する技術を持っていることを認定する試験です。
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