手作り石鹸と市販の石鹸の大きな違いは、原材料の油脂の種類です。大半の市販の石鹸ではコストがかからず大量生産しやすい、ヤシ油やパーム油、牛脂が使われています。これらの油脂を使用すると石鹸の形は崩れにくいのですが、肌への刺激は強くなってしまいます。
一方手作り石鹸なら使う油脂にこだわって作ることができます。オリーブ油やキャノーラ油などのソフトオイルを使うことで、肌への影響を最小限にできるのです。コストはかかるものの安心して使えるのは大きなメリットといえますよね。
ここでは手作り石鹼の3つの魅力についてご紹介します。
1.化学添加物が少ない
手作り世間の最大の魅力は、化学添加物が少ないということです。市販の石鹸にも原材料は記載されていますが、あまりにその種類が多く、どの成分が自分に合っていないのかがわからない場合も少なくありません。
手作り石鹼なら、自分の肌や体質に合った材料を使えるため、化学添加物を極力使わずに作ることができます。
2.原材料に含まれる成分が壊れにくい
市販の石鹸と手作り石鹼では、成型にかかる時間に大きな差があります。
市販の石鹼は短ければ4時間程度、長くても4日程度で固まります。一方手作り石鹼は「コールドプロセス法」と呼ばれる方法で作ることが多く、完成までは1カ月程度かかります。
というのも「コールドプロセス法」は熱を加えずに石鹸を作る方法で、オイルや植物に含まれる自然由来の成分が壊れにくいというメリットがあり、これによって肌にやさしいだけではなく、美容成分も取り入れることができるのです。
3.材料やデザインにこだわった石鹸が作れる
手作り石鹼なら、自分のアイディアで自由に石鹸が作れます。自分に合う成分を研究したり、見た目にこだわった石鹸を作って楽しむこともできるでしょう。
《コールド・プロセスソープマイスター資格の口コミ》
コールド・プロセスソープマイスターは、手作り石けんに必要な基礎知識とさまざまなシーンに合わせたハンドソープを作成できる知識を持っていると証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しますね。
・ほとんどの人は市販の石鹸を使っていると思います。手作り石鹸を作れるようになって安心して入浴を楽しめます。
・コロナ禍で手を洗う機会や消毒剤を使う機会が多くなり、手荒れがひどくなってしまいました。自分の選んだ原材料で作った石鹼なら、安心して手洗いができます。
・デザインや香りまで楽しめ、美容効果も高い石鹸が作れるのでので、資格を取った甲斐があると思っています。