カリグラフィーには厳密なルールがあるため、ある程度の学習が必要です。カリグラフィーを学ぶ方法は主に3つ。それは専門の教室に通学する、通信教育で学ぶ、そして独学での習得です。
ここではカリグラフィーを独学で学ぶ場合の、メリットとデメリットについてご紹介します。
1.メリット
・費用が抑えられる
独学で最も大きなメリットと言えば費用が抑えられることです。専門の教室に通うには学費と交通費が必要になります。また通信教育では交通費は不要ですが受講料が必要です。その点独学なら本と道具があればカリグラフィーを学べます。
更に本を買わずに、インターネットで得られる情報を活用すれば費用はゼロ円です。特に初めてカリグラフィーを始める人にとって、自分に合っているか、長続きするかを考えると独学には大きなメリットがあるでしょう。
・好きな時間に学習できる
そして独学なら自分の都合のいい時間に勉強できます。教室に通うと決められた時間にレッスンを受けることを考えると、仕事や家事と両立させるのは難しいといえるでしょう。行き帰りの時間、予習復習にも時間が必要になります。
通信教育の場合は自分の好きな時間に勉強できますが、課題の提出には期限を設けているところが多く、完全に自分の都合に合わせるというわけにはいきません。
2.デメリット
・効率が悪い
一方デメリットとして考えられるのは効率です。
独学の場合、全く知識のない状態からスタートするため、何から始めたらいいかわからない状態に陥ることがあります。本を買うにもネットで調べるにも、まず何を調べればいいかわからないため、実際の学習に入るまでに時間が必要です。
また実際に学習を始めても、その手順がわからないのでどうしても無駄が多くなってしまいます。
・実際に描くところがみられない
そしてもう一つのデメリットは、文字を描くところを実際に見られないということです。カリグラフィーは文字の描き方が定めらていますが、文字だけ見ていてもどう描いたらいいかわからないことも多いでしょう。
特に文字の角度や力加減など、実際に描いているところを見ていればわかることでも、独学の場合はなかなかコツがつかめず、上達が遅くなってしまう可能性があります。
どの学習方法にもメリットデメリットがあります。自分に合った方法をよく考えた上でカリグラフィーを身につけましょう。
《カリグラフィーデザイナー資格の口コミ》
カリグラフィーデザイナーは、カリグラフィーの歴史や必要な道具、練習方法や上達するためのコツなどの知識を持っていると証明される資格です。
この資格を取得した人たちからはこんな口コミが寄せられています。
・カリグラフィー用のマーカーでは満足できず取得。やっぱり本物のカリグラフィーは違います。
・これまでは友人に教える程度でしたが、資格を前面に出しカリグラフィーの教室を開こうと計画中です。
・クリスマスカードやバースデーカードなど、実用的な趣味として楽しんでいます。