日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
美容院と理容院の違いは何だと思いますか?
美容院は女性で理容院は男性が行くところ?
いえいえ、最近は男性だって美容院に行く人が多いですし、顔そりにわざわざ理容院に行く女性だっています。
ならば何が違うのか?
ちょっと整理してみましょう。
【理容院】
カミソリが使える「理容師免許」が必要。
「理容」とは容姿を整えること。
カットやシャンプーなどの整髪、顔剃りや髭剃りなどのシェービングができる。
【美容院】
美容師免許が必要。
「美容」とは容姿を美しくすること。
カットやパーマを始め、ヘアメイクなどの美容に関する施術ができる。
ただしカミソリを使うことはできない。
【なぜ定休日が月曜か火曜なのか?】
ただ理容院と美容院に共通していることがあります。
それは定休日。
月曜日か火曜日、中には両方というところもあります。
それには電気が関係していました。
それまで(昭和初期)は曜日に関係なく、毎月7日、17日、27日を定休日にするところが多かったのです。
ところが第二次世界大戦の前後になると、電力不足が深刻になってきました。
単なる使用制限だけでは追い付かず、ついに「休電日」を設けることになったのです。
まさしく電気が止まる日です。
そのころパーマは今と違って、「電髪」といわれる電気を使ったパーマが流行っていました。
理容院も電気を使う仕事が多く、休電日に合わせて休むしかなかったわけですね。
その休電日とは関東が火曜日、そのほかの地域は月曜日でした。
それで今でもその名残があるのです。
実はこの理由で同じように月曜日休みになった場所があります。
それは図書館や博物館、美術館などの公共施設です。
日本デザインプランナー協会にはさまざまな分野のデザインの資格があります。
ぜひチェックしてみてください。