日本デザインプランナー協会

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【色別】染色に使える植物15種類①

 

ジーンズを好んで着る方はとても多いと思います。

 

そんなジーンズの青色はもともとは「藍」という植物を使って作られていました。

 

その藍の主成分はインディゴといいます。

 

聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

このインディゴには防虫効果があることから、カウボーイたちが毒がある虫やヘビから身を守るために木綿のシャツやパンツに藍染を施したのです。

 

ジーンズの青にはちゃんと意味があったんですね。

 

今は天然成分の藍よりも、合成インディゴが主流になっています。

 

これは合成インディゴの方が安価だということもありますが、天然の藍だとムラが出やすい、保存がきかないというのも理由です。

 

他にもたくさんの植物が染料になります。

 

1.黄色

○ウコン

スパイスのひとつであるウコン(ターメリック)は黄色の染料にもなります。

 

その名も「キゾメグサ」といい、防虫効果や殺菌効果があるので日本でも昔から着物を包む風呂敷に使われていました。

 

○サフラン

サフランもスパイスの仲間ですが、他にも香料や医薬品として3000年以上も前から使われています。

 

染料としても古く、古代インドで使われ、旧約聖書にも出てきます。

 

○くちなし

くちなしは乾燥した実を砕いて煎じた上、染料にします。

 

くちなしは「梔子」とも書きますが、その名前は実がいくら熟れても割れないことから「口無し」が転じたものだそうです。

 

○タマネギ

おうちで手軽にできそうなタマネギ染め。

 

作り方は皮を煮だすだけです。

 

ポイントはに立たせないことだそう。

 

でも思い通りの色にしようと思うと、その量の調整やタマネギの皮を集めるのに苦労します。

 

○ザクロ

原産はパキスタンで、日本にやってきたのは平安時代のことです。

 

その頃は染料の他、漢方薬としても用いられてきました。

 

漢方では樹皮や根を、染料には果皮を使います。

 

次は赤やピンクが出る植物をご紹介します。

 

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