日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本デザインプランナー協会のハンドメイドの資格には「レジンアートデザイナー」があります。
このレジン、歯医者さんでも使うことがあるって知ってました?
歯医者さんで使われることがあるのは「コンポジットレジン」。
虫歯を治療するときに昔からあるのは金属を使う方法ですよね。
でも金属だと見た目が良くありません。
ひと目でかぶせたことがバレてしまいます。
白い歯の中で銀色の歯が見えると、特に女性なら気になりますよね。
このコンポジットレジンを使う方法なら、歯の色に近いので目立たず自然な仕上がり。
それに小さな虫歯なら健康な歯を削ることなく、ペースト状のコンポジットレジンがすき間にぴったりくっついて修復してくれます。
「コンポジットレジン修復」という方法は、実は1980年代にはあったのです。
でもなぜ一般的に知られていないのでしょう?
それは金属派の歯科医さんが多いから。
「レジンは欠けやすく、割れやすい。耐久性がない」というご主張。
ただ専門家の方がおっしゃるには「レジンの強度は歯と同じかやや弱い程度。かみ合わせでレジンの方がすり減り、歯は守られる。金属だと反対に歯を痛める可能性がある」
他にもコンポジットレジンにはメリットがあるので、もっと一般的になってもいいはずなのですが…
これには歯医者さんに入る診療報酬にも理由が。
金属なら5000円程度の診療報酬が得られますが、コンポジットレジンは1500円程度。
更に手間も金属の方がかからないので、コンポジットレジンは歯医者さんにしたらとっても効率の悪い方法と言えるのです。
でも調べてみればわかりますが、コンポジットレジンを勧めている歯医者さんも少なくありません。
もし今度虫歯を見つけたら、コンポジットレジンの説明を受けてから治療するのも悪くないかもしれませんね。
日本デザインプランナー協会には、レジンやビーズアクセサリーなどハンドメイドデザイナーの資格が豊富です。手作り好きな方は要チェックですよ!