日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本デザインプランナー協会にはハンドメイドの資格もあります。
ハンドメイドでもよく使われる素材には本革やレザー、天然皮革といわれるものもありますよね。
ちょっと待って!
本革とレザー、天然皮革って何が違うんですか?
本革、といえば牛の皮!と思ったらそれは大きな間違いです。
もちろん牛革も本革には違いないのですが、牛はそのひとつということになります。
本革には牛以外の羊や馬、豚、ヘビ、ワニなどもあるわけです。
ちなみに本革と天然皮革は同じ意味です。
レザーも本来は本皮なのですが、最近では紛らわしい書き方がされています。
「合皮レザー」だの「PUレザー」だの「フェイクレザー」などとね…
レザー=本革と思っている人にとって、この表現は迷惑千万なわけです。
本物だと思って買ったら全くの偽モン、てこともあるのです。
「リアルレザー」という言い方は、そのせいでできたのかしら?
そして本革にはいろいろな種類があるので、動物別に見ていきましょう。
1.牛革
牛革には、7種類+日本国内生産の牛革「ジナマ」の計8種類あります。
○カーフ
牛革の中で一番上質な革で、生後6カ月以内の子牛の皮のことを指します。
そして元となる皮の重さによって、ライトカーフ(4.3㎏以下)とベビーカーフ(それ以上)に分けられます。
○ハラコ
胎児~生後間もない子牛の皮です。
と言っても生きている子牛ではなく、出産前に死亡した胎児や死産した子牛からとられたものです。
そのため希少性が高く、一般的には市場に出まわりません。
○キップ
オスメス関係なく、生後6カ月~2年ぐらいの牛からとられる皮です。
まだ成牛になり切っていないので小さいため、小物に使用されます。
○カルビン
お産をしていない生後2年以上のメスの皮です。
成牛の中で最も上質な革とされています。
続きは②でご覧ください…
日本デザインプランナー協会ではさまざまなデザインの資格が取れます。ぜひチェックしてみてください。