日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本デザインプランナー協会では「ファッションデザイナー」の資格も取れます。
セーターなどに使われる羊毛。
この羊は人間にとって羊毛を始めとして利用価値が多く、「捨てるところがない」動物といわれているんです。
1.肉
羊の食用の肉はほとんどがオスです。
国内ではジンギスカンが有名ですよね。
その他にもカレーやしゃぶしゃぶなどで食べられています。
宗教上の理由で牛や豚を食べないイスラム教などの国では、羊の肉がよく食べられています。
2.腸
羊の腸は30メートル以上と、人間の3倍以上もあります。
その長い腸はソーセージの皮、ギターの弦、テニスラケットのガットとして使われています。
3.ラノリン
ラノリンとは羊の毛を刈るときに出る脂です。
羊の毛を雨や風から守る働きをしています。つまり保湿成分ですね。
そのため保湿剤を始め、医薬品、化粧品などに使われます。
4.ミルク
羊のミルクはタンパク質が豊富なので、チーズなどの原材料になります。
フランスではロックフォールチーズ、イタリアではペコリーノチーズ、ギリシャならフェタチーズがそうですね。
5.その他
脂肪は燃料や石けんになり、皮はラムスキンやシープスキンになります。
最後に内臓や骨は飼料になるというわけです。
オスは出荷できる程度になると繁殖用の数頭だけ残して、他は食用の肉として売られます。
メスはある程度の年まで子供を産ませ、その間に羊毛として毛を刈られます。
4~6年経つとシープスキンとしての価値が落ちる前に、売られてしまうのです。
本当に申し訳ないほど骨の髄まで使われてしまい、人間にとって捨てるところがない存在の羊。
せめてそれぞれの羊の部位に感謝しながら、残すことなく食べたり、大切に使ったりしたいものですね。
日本デザインプランナー協会にはファッションやインテリアなど、いろいろ資格があります。ぜひチェックしてみてください!