日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本デザインプランナー協会ではフラワーアレンジメントの資格も取得できます。
花にはいろいろ種類がありますが、見分けが難しい花もありますよね。
まずタイトルの漢字ですが、読めなかった人は少なくないかもしれません。
アヤメとショウブは「菖蒲」で、全く同じ漢字なんですね~
ややこしいけど、それほど似ているということでしょう。
またショウブの正式な名前は「ハナショウブ」といいます。
属するグループは3つとも「アヤメ科アヤメ属」です。
アヤメ科はとても種類が豊富で、なんと200種類以上あるそうです。
ちなみに端午の節句のショウブ湯に使われるのは、サトイモ科のショウブでハナショウブとは別の植物です。
こちらのショウブはハナショウブと比べると、花は似ても似つかないガマの穂のような地味な花です。
昔から根や茎が生薬として使われてきた植物です。
ハナショウブと葉がそっくりなので、ショウブ湯に使いたくなりますが全く違う植物なので使わないように注意してくださいね。
ああ、それにしてもややこしい・・・
【違いはたったふたつ!】
1.花びらの根元部分が違う
3つとも似たような花の形ですが、その根元の部分をよーく見てみましょう。
アヤメ ⇒ 網目模様になっている
ハナショウブ ⇒ 黄色い筋が入っている
カキツバタ ⇒ 白い筋が入っている
2.育つ場所が違う
同じような見た目でも育つ場所が違います。
アヤメ ⇒ 乾いた場所で育つ。野生なら草原。
ハナショウブ ⇒ 菖蒲園などの観賞用はほとんどがハナショウブ。
カキツバタ ⇒ 湿原で育つ。
いかがでしたか?
これでこれからは菖蒲、花菖蒲、杜若の見分けがつくのではないでしょうか?
日本デザインプランナー協会ではデザインに関する資格が豊富にそろっています。ぜひチェックしてみてください。