日本デザインプランナー協会

自分のもつ創造性を活かしたデザインを仕事にしたいと思ったことはありませんか?それを実現できる可能性は、日本デザインプランナー協会で取得できる豊富な資格で得られます。

瞬間接着剤始まりは意外な用途~日本デザインプランナー協会トリビア

 日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!

ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本デザインプランナー協会には建築模型の資格もあります。

 

建築模型に欠かせない道具のひとつ、接着剤。

 

接着剤の中でも特別な存在と言える瞬間接着剤は、どんなことがキッカケでできたか知ってますか?

 

【瞬間接着剤の意外な用途とは?】

現在の瞬間接着剤の用途と言えば、モノとモノをくっつけることですよね。

 

でも最初にできたころ使われていた用途は、戦争のためだったんです。

 

それは「医療用」の瞬間接着剤!

 

戦争中、ケガ人に応急処置しなければならない場面は数多くあるわけですが、その場で糸と針で縫っている時間はありません。

 

そこで瞬時に皮膚を接着できる接着剤を、縫合の代わりとして使ったのです。

 

この瞬間接着剤を発明したのは、のちにアメリカ国家技術賞を授与されたハリー・クーバーさん。

 

最初は飛行機のための素材として使おうとしていたのが、偶然見つかったという瞬間接着剤。

 

この方は生涯で460回も特許を取得しています。

 

【日本の瞬間接着剤「アロンアルフア」の名前の由来】

日本の瞬間接着剤と言えば、アロンアルフアですよね。

 

この最後の「ア」大きい文字だって気づいてました?

この名前の由来は現在の東亜合成の旧社名にちなんだものです。

 

アロンアルフアができた当時、東亜合成の名前は「矢作工業」だったので、トレードマークは「矢」をかたどったものとしました。

 

アロンアルフアのアロンは「矢」の「アロー」と、当時のプラスチックの主流ナイロンやテフロンの「ロン」を組み合わせたもの。

 

そしてアルフアは主成分の「αーシアノアクリレート」からつけられました。

 

アルフアにはギリシャ語で「最初」「出発点」という意味があるため、市場へのパイオニア精神のあらわれでもあるということです。

 

ちなみに瞬間接着剤を縫合に使うのはあくまで戦争中の話。

 

実際に現代で使うと、菌まで閉じ込めてしまい非常に危険です。

 

日本デザインプランナー協会には建築模型の他、ファッションやハンドメイドなどいろいろなデザインの資格があります。ぜひチェックしてみてくださいね!