日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
最近ではエコやプラスチックごみ削減のために、マイバックを持つ人がとっても多くなりましたよね。
元祖エコバッグともいえる風呂敷。
この風呂敷の由来、なんだか知ってますか?
日本では奈良時代に、「つつみ」という布でものを包む習慣がすでにありました。
そして室町時代には今でいう「風呂敷」と呼ばれるようになったそうです。
でもものを包むのになぜ「風呂」がつくんでしょうか?
【風呂敷の由来】
これはその字のとおり、お風呂で使われていたのが始まりだからです。
風呂敷と名がついた室町時代のお風呂は、今とはかなり違っていました。
浴槽にお湯を入れるのではなく、蒸し風呂、つまりサウナのようなお風呂でした。
そのお風呂に入る際に、他人の衣類と間違われないように脱いだ衣類を包み、上がってからはつつみを敷き、その上で衣類を着替えたということです。
まさに「風呂+敷」ですね。
ただこの説の他にも風呂敷には
・風呂から出た時の足ふきにしたから
・蒸し風呂だったためすのこが置いてあり、そのまま座るのは熱いためその上に敷いたことから
と、いろいろな説があります。
【包む以外にもいろいろな使い道がある風呂敷】
風呂敷はもともとはものを包んで運ぶためのものですが、今はいろいろな素材があるので使い道もたくさんあるんです。
〇キャリーバッグのサブとして
旅行に行くとついついお土産が増えてしまいますよね。
キャリーバッグに入らなかった分は、風呂敷に包み、キャリーバッグの上にくくりつければ運びやすくなりますよ。
〇災害時に
大判で撥水加工がされた風呂敷を、2~3枚災害時用のリュックに入れておきましょう。
避難場所での目かくしや間仕切り、雨具やシート、さらには結んで水汲み用のバケツ代わりにもなります。
今は風呂敷にもおしゃれな柄やブランド物もあります。
ぜひ1枚用意しておきたいですね。
日本デザインプランナー協会にはファッションやハンドメイドなど、さまざまな分野の資格があります。ぜひアクセスしてみてくださいね!