日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
世界遺産の中でスペインのバルセロナと言えば?そう「サグラダ・ファミリア」ですよね。
サグラダ・ファミリアは言わずと知れたアントニ・ガウディのものですが、1882年に着工してから未だ建築中でいよいよ2026年に完成予定とのことです。
他にもガウディには素晴らしい作品がたくさんあります。
そのひとつが「カサ・ミラ」です。
このカサ・ミラはサグラダ・ファミリア同様に世界遺産なのですが、今でも4世帯が住んでいるということです。
世界遺産を住居にしているなんて、世界的にも珍しいのではないでしょうか?
カサ・ミラは直線部分が全くないという、現代の建築物とはかけ離れた造りになっています。外観の波打つようなデザインは地中海をイメージしているとか。
そしてそのように自然をこよなく愛していたガウディは、地球にもやさしかったそうでバルコニーには鉄くずが使われています。
また内部は採光のために全ての部屋が中庭に面していたり、地下に駐車場があるなど実用性も兼ね備えています。
オブジェでいっぱいの屋上からはサグラダ・ファミリアが見えます!
当時(1910年ごろ)入居者を募集したところ、あまりに家賃が高すぎたこと、見た目の評判が悪いと思われていたことから借り手がなかなか見つからなかったなかったといいます。
その家賃は、一般的な職人の給料の約10倍だったというのですから無理もありません。
そこで「3世代にわたって家賃の値上げはしない」という条件を提示したそうです。
そのため今でもカサ・ミラの家賃は日本円で約15万円。世界遺産でもあるのにも関わらずです。
住むことはかなわないにしても、内部や屋上の見学はできるとのこと。そのためにはチケットを買う必要があります。
一度行ってみたい世界遺産のひとつですね!
日本デザインプランナー協会には建築模型の資格もあります。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。