日本デザインプランナー協会

自分のもつ創造性を活かしたデザインを仕事にしたいと思ったことはありませんか?それを実現できる可能性は、日本デザインプランナー協会で取得できる豊富な資格で得られます。

誰でも始められる身近な植物や野菜で草木染め〈後編〉

日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!

ここでは日本デザインプランナー協会の「ハンドメイドマスター」にまつわるトリビアをご紹介します。

 

前回に続き、草木染めの方法をお話しします。

 

 家庭で身近な材料なら野菜が一番ですよね。

 

よく使われるのがタマネギです。

 

タマネギは身近なだけではなくて、色も出やすいので初心者にはピッタリ!

 

【準備するもの】

・タマネギの皮:3個分ぐらい

・白いハンカチ:1~2枚(コットン100%のもので使い古し ※洗っておきます)

・焼きミョウバン:大さじ2杯程度

・大きめの鍋

・大きめのボウル

・皮を濾す時に使う布の袋(要らなくなった古いシーツ、ネットなどでOK)

 

【染めましょう!】

① 裂いたタマネギの皮を袋に入れる

・口は輪ゴムなどで縛ります。

 

② 鍋に水をはって①を入れ、火にかける

・沸騰したら弱火にします。

 

③ 弱火で15~20分煮る

・色が出てきます。

 

④ 皮を袋ごと取り出し、ハンカチを入れ約20分日にかける

・ムラなく染めるため、鍋に入れる前にハンカチは全体を水に濡らしておきます。

 

⑤ 待っている間に、ハンカチが浸かる程度の水と焼きミョウバンをボウルに入れて溶かす

・焼きミョウバンは色止めのために使います。

 

⑥ ハンカチを鍋から取り出し、⑤に入れる

 

⑦ ハンカチを取り出し、水洗いして干す

 

【使う布について】

布はコットンの他、ウールやシルク、麻など化学繊維以外のものなら使えます。

 

ただし新品のコットンや麻は染まりにくいので、最初は使いこんだものがおすすめです。

 

動物性のウールやシルクは色が濃くなります。

 

慣れたらタンクトップやTシャツに挑戦してみましょう!

 

【使う野菜について】

子供たちがイチゴを食べて服に赤いシミがついて困ったことはありませんか?

 

そんなイチゴやナスなどの色がつきやすいものは、草木染めに向いています。

 

いろいろな野菜や身近な植物を使って、自分だけの色を出してみましょう!

 

夏休みなどの自由研究に、草木染めで親子の時間を楽しむのもいいですよね。