日本デザインプランナー協会のブログへようこそ!
ここでは日本デザインプランナー協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本デザインプランナー協会の資格に「カラーアドバイザー」があります。
今回はそのカラーにちなんで、意外に多く見られる「色覚異常」について。
色覚異常とは正常な人とは色の見え方が違うことです。
きちんとした検査を受けた上で、色覚異常と診断されたらどうすればいいでしょうか?
【子供が色覚異常と診断されたら】
ほとんどの場合、日常生活で困ることはありません。
ただ雨が降ったりなど悪条件が重なると、信号機の見間違いをするなどの危険がないとは限りません。注意してあげたいところです。
進学では一部の特殊な大学を除き、制限がなくなってきています。
普通自動車の運転免許もほとんどが問題なく取れます。
就職は以前は入社時健康診断に色覚検査が義務付けられていましたが、現在は廃止されました。
ただし電車の運転士やパイロットなど、一部は色覚で適性が決まる職業があります。
【必ず子供に遺伝するか?】
必ずしも遺伝するとは限りません。
性別によって色覚異常のあらわれる確率、遺伝子が引き継がれる確率はそれぞれ違ってきます。
【治療できるか?】
先天性色覚異常の場合は治療法がありません。
後天性色覚異常は原因が緑内障などの病気による症状のひとつなので、その病気を治療することで治ることがあります。
【気軽に相談できるところは?】
色覚異常と言われれば不安になるのが当然ですよね。
出来るだけ正確な情報を得ることや相談できるところを知っておくことも大切です。
「色覚問題研究グループ ぱすてる」で通信紙の発行や電話相談を行っています。
その他にもイベントの開催やホームページ上での情報掲載もしているので参考になさってみてはいかがでしょうか。
日本インストラクター技術協会にはカラーアドバイザーを始め、デザインに関する資格が豊富です。ぜひアクセスしてみてくださいね!