ネイリストは資格を持たなくてもネイルに関わる仕事ができます。ただ資格を持つことでより良い待遇を受けられたり、ネイルサロンに限らずエステサロンや美容院、ブライダル業界でも働けるなど、メリットはたくさんあります。
ここでは各ネイリスト資格の問われる内容についてご紹介しましょう。
1.ネイルアーティスト(日本インストラクター技術協会)
【問われる内容】
・爪、人体、皮膚の構造
・感染と免疫
・皮膚や爪の異常と病気
・消毒と衛生管理
・ネイリストの道具
・修正と補強の道具
・ネイルアートの道具
・化粧品学
2.ネイルデザイナー(日本デザインプランナー協会)
【問われる内容】
・爪や皮膚を始めとした人体の構造
・感染と免疫
・爪の病気や衛生管理
・ネイルアート&色彩論理
・ネイルアート、イクステンション、リペアなどの技術
3.ネイリスト技能検定試験(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)
ネイリスト技術検定試験は、1級・2級・3級に分かれています。
【各級で問われる内容】
・1級:トップレベルのネイリストとして求められる、総合的技術や知識
・2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ・アートに関する技術や知識
・3級:ネイリストベーシックのマスター。ネイルケアやネイルアートに関する基本的技術や知識
4.JNAジェルネイル技能検定試験(NPO法人日本ネイリスト協会)
JNAジェルネイル技能検定試験は、初級、中級、上級の3ランクに分かれています。
【各ランクで問われる内容】
・初級:ネイルケアのベーシックマスターと、ジェルネイルを施術するために必要な基礎知識と技術
・中級:ネイルケア、ジェルネイルを施術する際に、プロフェッショナルとして必要な専門知識と技術
・上級:ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる、総合的な知識と技術
《ネイルデザイナー資格の口コミ》
ネイルデザイナーは、ネイルアートを取り扱うにあたって必要な知識や技術を持つ人に与えられる資格です。
この資格を取った人たちの口コミをご紹介しましょう。
・ネイルの知識と技術を身につけ自分でできるようになりたくて取得しました。普段からネイルをきれいにしておくと、自然とファッションにも気を配れるようになりました。
・毎回ネイルがすぐにはがれてしまうなどの失敗の原因が、資格を取るまでの勉強でことでよく理解できました。実践的なことから色彩論理まで身につき、就職に有利になりそうです。
・デザインに必要な色彩のことまでわかり、ネイルに関して自信が持てるようになりました。