オフィスエントランスは企業の顔ともいえる存在です。清潔で明るく、工夫されたエントランスなら、お客様の企業に対するイメージイメを高めることができるでしょう。では実際のオフィスエントランスのデザインには、どのようなものがあるのでしょうか?
1.企業のアイデンティティを表現
企業のエントランスデザインで、最も多く用いられるのが「ロゴ」の設置です。ロゴは単なる看板ではなく、「VI(ヴィジュアルアイデンティティ)」や「CI(コーポレートアイデンティティ)」を来訪者に伝えるもの。
そして特定のコーポレートカラーを落とし込むことで、伝えたい企業イメージを表現することにつながります。
またその企業が扱う商品やサービスを提供するというのも、エントランスデザインでは一般的な方法です。エントランスは、お客様が企業側が考えるよりも長い時間を過ごす場所。企業の商品やサービスを知ることで、事業内容を伝えるだけでなく、話の糸口を作ることにもつながります。
2.企業の想いをアピール
ロゴや商品、サービスを提供するだけでなく、視覚的なグラフィックを利用して企業の想いやコンセプトをメッセージとして伝えるというのも、エントランスデザインでは有効です。
視覚的なデザインはインパクトがあり、例え限られたスペースの中でもデザイン性の高い印象を与えられます。
3.単なる入り口ではなく”サードプレイス”と考える
最近用いられることが多いデザインが、エントランスを単なる入り口ではなく「サードプレイス」として捉えるという考え方。
例えばカフェスペースを設け、そこでセミナーや商談などを行えるようにすることで、オープンなイメージを与えたり、自由な社風をアピールすることにつながります。またその場所で社員が仕事をしたり、ランチタイムを過ごしたりといった使い方もできることから社内のコミニケション向上にも役立ちます。
このようなタイプのエントランスの場合、セキュリティ面からもうひとつシンプルな受付が必要になり、非常に大きなスペースが必要になるというデメリットはあるものの、来訪者にとっても社員にとっても、さまざまなメリットやビジネスチャンスが生まれる新しいエントランスということができるでしょう。
《空間ディスプレイデザイナー資格の口コミ》
空間ディスプレイデザイナーは、陳列の知識や技術、色彩演出、照明技術などの技能を持っていると証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介します。
・自分のお店を持ちたいと考えているので取得しました。空間ディスプレイの基礎、応用だけでなく、色彩、照明や売り場演出のノウハウまで身につきました。
・ディスプレイが苦手でしたが、資格を取得してからはそのコツがわかり、お店の空間づくりを楽しめるようになりました。
・空間を上手く利用することで、色彩や照明なども活かせる力がつきました。