「色彩療法」とも呼ばれるカラーセラピーでは、色が人に与えるさまざまな効果を利用して精神面でのケアや、ライフスタイルの向上、自分自身の気づかなかった面がわかります。ではこのような知識や技術を身につけた場合、どんな活躍分野が考えられるでしょうか?
【カラーセラピストの主な仕事内容】
カラーセラピストは、カラーボトルやカラーカードから相談者に気になる色を選んでもらうことでその人の心の状態を読み取ります。そしてそこから導き出した精神状態に対してアドバイスを行い、悩みを解決したり、癒したりします。また相談者が取り入れたほうがいい色のアドバイスも行います。
1.ネイルサロン・エステサロンなどの美容関係
カラーセラピストの知識は、ネイルサロンやエステサロンなどの美容関係とはとても相性がいい知識です。美容関係のアドバイスをすることは、その人の希望を叶えることはもちろん、悩みを解決してあげることも目的のひとつです。好きな色だけでなく、人に与える印象も変えられるので、美容関係の仕事で活かせる知識といえます。
2.アパレル関係
普段身につける服やカバン、靴などの色は、その日の気分を変え、人に与える印象も大きく変えられます。どのような場面でどんな風になりたいかなど、詳しく聞き出すことで、その人に合った色の提案ができます。
3.インテリア業界
色1つで部屋の雰囲気は全く違ったものになります。そのためインテリア業界ではカラーセラピストの知識が大いに役立つでしょう。一般的なインテリアだけでなく、店舗やオフィスなどにも、この知識は役立ちます。
4.医療・福祉関係
普段白や青などの色が多い医療現場ですが、患者さんにとってはその色によって気持ちが落ち込んでしまうこともあります。そうした中で色の効果を使い、不安を解消できることもあるのです。また高齢者施設でも色の効果を利用することは、脳を活性化したり、メンタルケアを行ったりできるため、認知症予防に重要な役割を持っています。
《カラーアドバイザー資格の口コミ》
カラーアドバイザーは、心理的な面にも作用する色の性質や特質を理解し、的確な助言をする専門家であると証明される資格です。
この資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・現在の仕事に活かし、たくさんの人にアドバイスすることによって、自分自身のことも磨きたいと思います。
・この専門知識が、アパレルショップでお客様のコーディネートにとても役立っています。
・カラーセラピストとしての肩書に取りました。お客様からの信頼度が上がりました。