植物そのものが持つ魅力と、人の手を加えた自然と人工の調和ができていることが魅力といえる盆栽は日本の園芸文化のひとつ。世界的に注目され始めたのは1970年代のことで、現在も「BONSAI」と呼ばれ、人気は高まる一方です。そんな盆栽を作るプロ「盆栽作家」も増えています。特に見た目が愛らしい苔玉は盆栽の一種として女性にとても人気があり、最近ではハンドメイドサイトでも苔玉の作家が数多く出品しています。
ここでは盆栽に役立つ知識が得られ、また作家として活躍する上で役に立つ資格をご紹介します。
1.盆栽士(日本インストラクター技術協会)
盆栽の歴史や樹種の知識、盆栽に使われる土、鉢、肥料、苔などの種類、剪定の知識など、盆栽の基礎知識を持っていることが証明される資格です。
自分で盆栽を作ったり、盆栽の見極め方がわかるようになります。盆栽に興味があり、初めて盆栽に触れる人におすすめです。
書店ではテキストが販売されていないため、試験対策は「諒アーキテクトラーニング」が提供する通信講座のみで対策が可能です。
2.苔玉士(日本デザインプランナー協会)
苔玉士は苔玉の作り方や、花器の選び方を理解していることが証明される資格です。
苔玉が好きで、自分のオリジナル作品を作ってみたいという方におすすめです。
書店ではテキストが販売されていないため、試験対策は「諒アーキテクトラーニング」が提供する通信講座で行います。
3.園芸装飾技能士(都道府県職業能力開発協会)
園芸装飾に関する学科試験と、インドアガーデンの制作といった課題がある実技試験があります。オフィスや店舗、一般家庭に観賞用植物を装飾、維持管理し、快適な空間を作るのが園芸装飾の仕事です。
快適な空間づくりのための植物全般に関する知識が求められる国家資格となります。
4.日本園芸協会認定 盆栽士
本格的な盆栽の作り方から育て方まで理解していることが証明される資格です。
長時間かけて盆栽を育てたり、外国人に披露できる大きな作品も作れます。初めて盆栽作りに挑戦する方や、テレビ番組で見かけるような大きな盆栽を作ってみたい方ににおすすめです。
《盆栽士資格の口コミ》
盆栽士は盆栽の基礎的な知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・周りに苔玉や盆栽を趣味にしている人がいなくて、自身が持てずにいましたが、資格を取ってからは人に教えてます。
・海外でも「bonsai」「kokedama」はすごく人気があります。育てた作品をSNSで発信してます。
・苔玉だけではなく、盆栽も覚えられました。盆栽にも違った魅力がありますね。