フラワーアレンジメントに使う造花は作りがとても丁寧で、これは「アーティシャルフラワー」と呼ばれているものです。特に品質の高いものになると、生花と見間違えるほど精巧に作られています。
ここではそんな造花のメリットとデメリットについてご紹介します。
1.造花のメリット
・枯れない
造花は枯れるということがないので、気に入ったものをずっと飾っておくことができます。本物とは違って季節に左右されることがなく、年中部屋を華やかに飾ってくれます。
・お手入れ簡単
生花は水やりしたり、傷んだ花を摘み取るなどの手間がかかりますが、造花ならそんな必要はありません。部屋を掃除するついでにホコリを取る程度で十分です。
・衛生的
生花には虫がついたりカビが生えるなどの可能性があり、手入れをおろそかにすると、キレイなはずの花も雑菌の温床となってしまうことも…
造花ならそんな衛生面の心配はなく、水を使用しないのでうっかり落としても部屋を汚すようなこともありません。
・丈夫
生花は風や高温に弱いという特徴がありますが、造花ならどんな環境にも置けます。
2.造花のデメリット
・造花を好まない人もいる
造花というと、昔の安っぽいものをイメージする人もいます。そんな人の中には造花を毛嫌いする人もいないわけではありません。
最近の造花は作りが非常に精巧で、生花と見間違うようなものも多いのですが、造花を嫌う人ほどこのような状況を知らない人も多いものです。
・品質の差が大きい
生花と見間違うような高品質な造花を「アーティシャルフラワー」といいます。しかし造花の呼び方は業者によって曖昧なことが多く、同じ呼び方でも粗悪品が含まれていることもあります。
アーティシャルフラワーは、品質をよく確認してから購入するのがおすすめです。
・品質が高いほど高額になる
アーティシャルフラワーは品質が良いほど価格が高い傾向にあり、中には生花よりも高価なものもあります。
品質が高ければ高いほど美しいフラワーアレンジメントを作れるのは確かですが、状況に合わせて品質か価格かの優先順位を決めましょう。
《フラワーアレンジメントデザイナー資格の口コミ》
フラワーアレンジメントデザイナーは、フラワーアレンジの知識を十分にもち、日常のインテリア、イベントや式典、または服飾など多様なシーンに応用したアレンジができる人におくられる資格です。
この資格を取得した人の口コミを見てみましょう。
・四季折々の花が楽しめるこの趣味は年齢制限がないので、一生続けていきたいと思います。
・日常生活を華やかにしてくれるだけではなく、イベントや式典でのアレンジもわかったので仕事にも活かせるようになりました。
・花屋さんでの仕事でフラワーアレンジはもちろん、お客様にアドバイスができるようになったのがうれしいです。