打ち合わせ
スタイリストとは、モデルや俳優などのファッションをスタイリングする人のことです。顧客のイメージに合う服装をヒアリングし、それをもとにスタイリングを考えていきます。
ここではスタイリストの大まかな仕事の流れを見ていきましょう。
1.打ち合わせ
仕事を受けたら必ず事前の打ち合わせを行います。顧客がどのような衣装を求めているかを、正確に把握することが主な目的です。また後々のトラブル回避のために、相手の考えや企画のコンセプトなども十分把握しておきます。
細かい情報は衣装の準備やアレンジのための材料となるので、しっかり確認する必要があります。
2.衣装の準備
スタイリングに必要な衣装や小物のほとんどは、協力してくれるブランドやメーカーから借り受けます。交渉して手配するのもスタイリストの仕事です。
時には使用する衣装や小物を製作したり、スタイリスト自身の私物を使うこともあります。
さまざまな方法を駆使して、イメージにぴったり合うスタイルを作るのがスタイリストの仕事です。
3.組み合わせやアレンジを考える
必要な衣装や小物がそろったら、撮影本番に向けスタイリング方法を考えます。ここが重要なのでかなり時間を要する部分です。
撮影本番は時間がないことも多く、準備万端にしておくことが求められます。
4.撮影本番
撮影の様子を見守り、カメラマンなどといっしょに画像や映像の確認、問題がなければそのまま撮影終了となります。
ただしイメージと違うなどのトラブルがあれば、撮影は難航することもあります。何かとあわただしく動き回るので、常に立ちっぱなしの状態が長時間続くことも多くあります。
5.衣装の返却
撮影が全て終了したら、衣装を返却します。借りたものがすべてそろっているか確認し、無事返却するところまでがスタイリストの責任となります。
《ファッションデザイナー資格の口コミ》
ファッションデザイナーは、ファッションに関する用語や服の機能、デザイン面の知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・アパレルショップでの仕事のスキルアップになりました。ファッションの基本が身についたので根拠のある提案ができます。
・自分のファッションセンスを磨くために取りました。やはりセンスとともに基本的な知識は大事だと感じました。
・ただファッションが好きなだけではスタイリストにはなれないので、資格を得るために得た知識が大事だと思いました。まずはアシスタントになることを目指します。