インテリアデザイナーになるために特に必要な資格はありません。インテリアに興味があり、デザインセンスがあれば今日からでもインテリアデザイナーとして活躍することが可能です。
ただし何の実績もなくインテリアデザイナーを名乗っても、仕事の依頼をする相手はいないでしょう。相手に安心して仕事を依頼してもらうのには信用度を上げることが必要です。そのために不可欠なのが資格です。
では実際にインテリアデザイナーとして活躍できるのはどんな場所でしょうか?
1.建築現場
建築現場では施主や施行主の意向に合わせた室内の空間プロデュースをします。
壁材や床材、照明器具などを綿密な打ち合わせをしながら決定していきますが、それは使用する場所や目的をもとに素材から考え、デザインに至っては数えきれないほどの中からの選択になります。
そんな中からコンセプトやイメージに合ったものを見つけるには、専門知識を持ったインテリアデザイナーの存在が欠かせません。
2.カルチャースクール
カルチャースクールのインテリア教室では、初心者から上級者まで受講者に合わせた講義が数多く開かれています。
そしてこれら全て、生活に密着するものだけに高い注目度と人気があります。講師としてのインテリアデザイナーの需要は高いと言えるのです。
3.店舗デザイン・施設デザイン
店舗デザインでは、お店のコンセプトや動線、ディスプレイなど、インテリアデザイナーに求められる要素が数多くあります。
また美術館などの施設は、まさにインテリアデザイナーの真骨頂ともいうべき、空間の総合プロデュース力が試される現場です。
これらの現場の延長線上には「独立開業」という働き方もあります。昨今では費用の掛からない宣伝方法としてSNSや動画などを利用し、開業を目指す人も増えています。
《インテリアデザイナー資格の口コミ》
インテリアデザイナーは資格がなくても目指せる職業です。しかし知識やスキルがあることを証明する手段として、資格を持っているということは非常に有効に働きます。
インテリアデザイナーは、インテリアに関する商品知識や販売技術、インテリアデザイナーとしての理解力や表現力があることが証明される資格です。
インテリアデザイナーの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・インテリアショップでの仕事に大いに役立っています。
・資格があることでインテリアデザインの知識があることを相手にわかってもらえ、案件がとりやすくなりました。
・インテリアデザイナーとして働いています。デザイン事務所や設計事務所、家具メーカーなど、勤務先は資格があればたくさんあると思います。