アクアリウムで人気がある魚にメダカがいます。
その昔1980年代以前にはメダカは珍しくもなんともなくたくさんいた魚です。
しかし1980年ごろからは人間の環境破壊が原因でどんどん数を減らし、ついには1999年に絶滅危惧種(Ⅱ類)となってしまいました。
【メダカの癒し効果】
そんなメダカには人間を癒してくれる力があるとか。
もともと観賞魚には癒し効果があるといわれています。
*観賞魚の癒し効果*
・リラックス効果
・ストレスをやわらげる
・好奇心がわく
それをメダカが与えてくれるというわけですね。
【メダカはこんな魚】
メダカが絶滅危惧種になってしまったほどなので、実際に見たことがない人も多いのではないでしょうか?
かつてメダカが全国各地にいたころは、それぞれの地方で呼び名がありました。
ウルメ(青森)、メザッコ(茨城)、アブラコ(高知)、ゾーナメ(熊本)、コバイチョ(三重)など、その種類はなんと5000以上もあったといわれています。
これはメダカが食用にはならなかったためです。
日本で一番小さな魚といわれるメダカは、大きくなっても体長約4㎝程度です。
寿命は野生で約1~2年ですが、環境を整えて飼育すれば3~5年程度生きられます。
オスとメスはとてもよく似ていますが、よく見ると背びれに切れ込みがあるのがオスなので見分けられます。
もしもいっしょに水槽で生き物を飼う場合は相性のいい種類にしましょう。
ザリガニや金魚や鯉などの大きな魚、カエル、イモリなどと、メダカをいっしょに飼うと食べられてしまいます。
その点、水の底に住んでいるマドジョウ、ホトケドジョウ、ミナミヌマエビなどは、メダカと相性がいい生き物なんですよ。
確かに水槽でゆったり泳ぐ魚を見ていると癒されますよね。
小さなメダカがのんびり泳いでいるのを見ていると、ホッとするかもしれません。
あなたも一度飼ってみませんか?