ハンドメイドでぬいぐるみを作る人も多いでしょう。
ぬいぐるみは子供のもののように思う人もいるかも知れません。
でも最近では自分自身の癒しのために買う人がたくさんいるそうです。
実は実際にぬいぐるみは癒し効果をもっています。
癒しを最も必要とするうつ病の対処法として、「ぬいぐるみ療法(ドールセラピーとも)」という方法があるそうです。
それほどにぬいぐるみには癒し効果があるんですね。
○ぬいぐるみで癒される理由は?
出産や育児のときに分泌される「オキシトシン」というホルモンがあります。
幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンには「幸福感を与える」「不安や恐怖心をやわらげる」といった効果があるとされています。
ぬいぐるみの愛くるしい表情を見ただけでも、オキシトシンが分泌され心が安定するのです。
○ぬいぐるみの効果:ストレス解消
誰にも話すことができず悩んでいるときに、ぬいぐるみに話しかけることで自分の気持ちが整理されて前向きになれる効果もあります。
人間が相手だとどうしても気を遣ってしまいます。
何も答えないぬいぐるみだからこそ、気を遣わずに話すことができて自分がなぜ悩んでいるのか、なぜ悲しんでいるのかという気持ちの整理がついてくる効果があるのです。
○ぬいぐるみの効果:痛みやの緩和
病院の中には痛みを伴うような処置や施術のときに、ぬいぐるみをもってきてくれるところがあるそうです。
これも痛みに対する不安をぬいぐるみがやわらげてくれるからです。
○ぬいぐるみの効果:質のいい睡眠
抱き枕を使ったことはありますか?
やわらかく肌触りのいいものを抱いて寝ると、心が安らいでリラックスした状態で眠りにつけます。
これと同じようにぬいぐるみを抱いていると、質のいい睡眠がとれるのです。
子供のころぬいぐるみを持っていると安心できたことを、大人になると忘れてしまっているように思いますが、実は潜在意識の中に残っています。
だから今でもぬいぐるみがそばにあるだけで、気持ちが安らぐんですね。